ゲームを買ってのが、始まりでした

というお題目の通りですが、近くの電気屋のワゴンセールでゲームが安く売っており、前々から興味のあったゲームを発見した私は買ってみることにしました(SWAT3というゲームです)。そして家に帰ってプレイしてみましたが、中々面白かったです。家庭用ゲーム機では出せない雰囲気があり「これぞパソコンゲーム」というのを味わいました。

しかし何事も上手くいかないもので、私のパソコンのマシンスペックではSWAT3は問題なく動作するものの、「快適にプレイできるか?」と聞かれたら、困ってしまいます。つまり画面が時たまカクカクになったりして快適にプレイできないのです。せっかくの楽しいゲームもこれでは台無し。そこで快適にプレイしようという事になり、今回のネタが浮かび上がったのでした。

さて、快適にプレイするためには、どうすればいいのでしょうか?私のマシンスペックを以下に記します。

CPU AMD Athlon 1GHz 
OS  Windows 2000
メモリ 256MB
ビデオメモリ 8MB

とまあ、数年前のマシンスペックです。最新のゲームは無理ですが、SWAT3などの比較的軽い部類に入るゲームなら、まだまだプレイは大丈夫です。とはいっても、それはビデオメモリを覗けばの話ですが。そう、ビデオメモリ(VRAM と書かれたりもする)がたったの8MBしかないのです。これでは快適にプレイ出来るはずがありません。それにビデオメモリはゲームだけではなく、ディスプレイに表示される全てに影響を及ぼすので、出来るだけ良い物を使った方が良いでしょう。

という事で、今回は「ビデオカード(グラフィックカード)購入まで」を書いていきたいと思います。

VRAM(ビデオメモリ)とは?

VRAMというと「3Dゲームなどをする時に必要で、多ければ多いほど画面が綺麗になる」という認識が一般的だと思います。そしてそれで正解です。昔はメインメモリの一部をビデオメモリとして割り当てていたのですが(128MBのメモリだったら、そのうちの8MBをビデオメモリに割り当てる)最近ではビデオ専用のメモリがあります。私の使っている2年程前のメーカー製パソコンでは、上記のように128MBのうち、8MBをビデオメモリとして割り当てる方法を採用しています。そんな私のパソコンでも、ビデオカードを増設することによって、専用のメモリが出来ることになり、画面の綺麗さ・滑らかさがより良くなる・・・・はずです。また解像度などに影響があるのですが、上で書いたように「VRAMが多いほど、画面が綺麗になる」程度の認識でOKです。
注:ここに書いたことは、あまり自信がないので流す程度で見て下さい。

買う前の下調べ

「ビデオカード」と言っても、様々な種類・メーカー・値段・接続方式があり、自分にはどれが合っているか調べる必要があったので、調べてみることにしました。特に皆さんが気になるのは「値段」だと思います。上は10万円オーバー、下は1万円以下とかなりの差があり、どれにするか悩んでしまいます。特に私のように「ゲームが出来ればいい」という人なら、ついつい安いのを選んでしまうでしょう。結論から言えば、サイフの許す限り良い商品を買ったほうが良いです。ここからは私の考え方になりますが、皆さんはどっちかというとHD・CPU・メモリなどにお金をかけていると思います。しかしパソコンで作業をするには、ディスプレイで画面を読み取り、キーボードで文字を入力し、マウスで選択する必要に迫らせます。パソコンを使う限り、この3つは必ず使用しています。ということは、この3つの内、どれか1つにでも不満を感じれば、パソコンの作業に苦痛を感じ始めるようになります。そうなるとせっかくの楽しいパソコンもつまらなくなるので、この三つにはお金を掛けてでも「良い物=使い勝手の良いもの=不満を感じない一品」を買うことをお勧めします。もちろんディスプレイも大きな物の方が、良いです。

私を誘惑するキーボード

ビデオカードから話がずれてきている気もしますが、タイトルの通り私の欲しいキーボードを紹介します。それまでは「文字入力が出来れば良い」程度の認識だったのですが、これを見た瞬間に運命の出会いを感じました。詳しいことは、このアドレスからどうぞ

http://www.microsoft.com/japan/hardware/keyboard/natural_multi.asp

人間工学 (エルゴノミクス) に基づくデザイン
ナチュラル マルチメディア キーボードは、手や腕を自然な位置に置くことができ、長時間使用しても疲れにくいデザインを採用しています。

もはや、これに尽きます。この手に優しそうな形状。これだけで欲しいと思いました。興奮のあまり無意味にテーブルタグを使用しています。今は一般的なキーボードを使っているのですが、長時間文字を打ち続けると、手首が痛くなってキーボードを打つのが苦痛になってました。しかしこの形状なら、キーボードを打つ時に手を無理にそろえなくても良いので(ある程度広げることが出来て、手首にも優しそう)ぜひ欲しいです。値段が書いてなかったので、調べてみると思ったより安かったですね。キーボードにこれだけのお金を出すのはちょっと気が引けるかもしれませんが、これで快適に文字を打てるのなら安いものです。

この原稿を書いている時点では未購入ですが、購入したら記事にしたいと思いますので、お楽しみに。今使っているキーボードが勿体無い気もするのですが、それでも購入する価値はあると思います。

話を戻して、ビデオカード選び

話が少しそれてしまいましたが、本題のビデオカード選びに入ります。その前に物凄く重要な事があるので、そいつを確認します。まずビデオカードを増設するにあたり、空きスロットルが必要になります。デスクトップ型のパソコンをご使用ならば、少なくともPCIスロットルがあるはずです。ノート型なら厳しいでしょう。空きスロットルが無いと今回の記事はあまり意味がなくなるような気がします。

PCIスロットル?

増設の話になると出てくる単語。物凄い簡単に言いますと、パソコン内の各パーツ間を結ぶ規格の事です。USBみたいな物と思ってもらえれば良いかと。ビデオカードをパソコンに増設するにあたり、PCIというのを用いてパソコンと接続します。というと難しく聞こえますが、ビデオカードをPCIスロットルに、ファミコンを差す感じでカチッと差し込むだけです。私も今回始めてPCIというものを使ってみましたが、非常に簡単です。パソコン本体のカバーを外して、ネジを2本緩めて、ビデオカードを差して、元に戻せば終了です。

あなたが今使っているパソコンにはAGPスロットルはありますか?それともPCIスロットルですか?よく分からないと言う方は、自分の使用しているパソコンの仕様書を見て下さい。そこに「拡張スロット AGP」という文字があれば、おめでとうございます。AGPという文字が無くて、PCIという文字しか無かった方、頑張ってください。ちなみに私のパソコンの空きスロットルはPCIしかありませんでした。

AGP?
また出てきた謎の単語。そもそもビデオカードを増設する理由となった3Dゲームですが、こいつは非常に大量のデータを必要とするので、大量の記憶容量が必要となってきます。そこでビデオカードとメインメモリ間を結ぶ専用のデータ転送路であるAGPが開発されました。難しいことは抜きにして、PCI規格に比べてAGP規格の方が、より綺麗な画面を作り出し、よりスペックの必要とするゲームに対応しているという事です。また同じ性能のビデオカードがあった場合でも、PCI規格のビデオカードが8千円で売っていた場合、AGP規格なら6千円程度で手に入ります。また数字で表すなら、現時点ではPCI規格が最大64MBに対しAGPは128MBとなっています。性能も格段にAGPの方が高いです。現在ではほとんどがAGP規格に移行しつつあり、PCI規格のビデオカードは絶滅の一途を辿っています。

さて、AGPかPCIかどちらかはっきりしたら、次はいよいよビデオカードを選びます。PCIだと数が少なくて楽です。PCIの方は64MBのビデオカードを買ってください。値段帯は5千円から8千円程度です。AGPの方ですが、下は4千円で上を見たら限がありません。性能どうのこうので判断するよりは、ご自分の予算で決められたら良いでしょう。ただ上でも書きましたが、性能によって全然画面の綺麗さが違いますし、一度買ってしまえば一生物です。ちょっとぐらい無理をしてでも良い物を買ったほうが良いでしょう。なおビデオカードを選ぶにあたり、下記のサイトを参考にすると良いかと思います。

価格.com http://kakaku.com/ 各パーツの最低値などの情報を提供しているサイトです。お勧め

メモリに注意を向けてみる

ビデオカード用のメモリと言っても、色々と種類があります。安いビデオカードには性能の低いメモリが、高いメモリには転送速度の速い良いメモリが詰まれています。(DDRとか、そんな名前だった記憶が)ビデオカードを選ぶ際には、注意してください。すいません、詳しく書きたいけれど、度忘れに加えて、あまりメモリは詳しくないです。店員さんに聞いて下さい。メモリサイズですがPCIなら64MBを、AGPなら最低でも64MBでお金に余裕があれば128MBの奴を狙ってください。

空きスロットルのサイズ・相性問題を考えてみる

PCIスロットルには、奥行と幅のサイズがありまして、その指定サイズをオーバーするとビデオカードがパソコンに入らなくなります。そうなるとビデオカードも只のゴミとなりますので、購入前にはサイズには注意してください。とは言っても、デスクトップ型パソコンならサイズは気にしなくて良いと思います。スペースに余裕の無いノートパソコンなどでしたら、辛いかもしれません。不安な方は、ご自分のパソコンの空きスロットルのサイズを紙などに控えて、店員さんなどに見せれば良いでしょう。不安ならばパソコンの仕様書を持っていくのが、一番確実です。

また相性問題ですが、稀にあるみたいです。これはネットなどで情報を集めるしか無いですね。

 

いざ、日本橋出撃

いや、本当は日本橋には行きたくなかったのですが、近くの電気屋には「ビデオカード」というマニアックな商品は置いていなく、泣く泣く日本橋に出撃することになりました。日本橋につくと、怪しい行列が目に付きました。上手く表現できないのですが、とりあえず怪しいです。その行列の先頭まで行ってみると、どうやら「Best Do」の開店セールみたいでした。とりあえず野次馬根性で店の中に入ってみたのですが、あまりの人の多さに、さっそく店を出ることに・・・・・しかし日本橋の狭い店に人がどんどん入ってくるので、出るに出れませんでした。しょうがないので、この人の多さの原因を突き止めることに。原因は「80GB内蔵HDが8千円(ぐらいだったような気が)」でした。うーん、日本橋恐るべし。

その後昼飯を食うためにとある店に入ったのですが、そこで食べた野菜炒めが物凄かったです。お肉には火が通っているのですが、野菜には火が通っていませんでした。うーん、日本橋恐るべし。

その後、吉野家の横の宝くじ売り場で、200円のスクラッチ式の宝くじ(銀色の奴を削って、その場で当たったかどうかが分かる奴)を5枚買ったのですが、全部外れでした。うーん、日本橋恐るべし。

気を取り直して、ビデオカードを買いに探索する事に。とりあえず片っ端から店を巡りましたが、どこの店も値段はほとんど一緒でした。なので適当な店に入りビデオカードを買うことになったのですが、レジで問題が勃発。店員さんに「PCIスロットルのサイズは大丈夫ですか?」と「相性問題の方は当方で責任もてませんが、大丈夫ですか?」という質問を頂きました。どうやらPCIスロットルのサイズが合わなかったり、相性問題でビデオカードが動かなくても返品は出来ないみたいです。当然そんな物は確認してなかったのですが「はい、大丈夫です」という返事をして購入することに。動かなかったらヤフオクで売ろうと考えながら、お金を払うことに。

さてこれで買い物は終了・・・・という事にはなりませんでした。今回最大の問題が残っていたのです。

ディスプレイとパソコン間の接続方式

ディスプレイとパソコン(今回ではビデオカード)を結ばないといけません。しかし物凄い問題があったのです。このディスプレイとパソコン間を繋ぐ信号伝送方式には2つ種類があり、DFP接続とDVI接続になります。まずはそれぞれの説明から。

DVI 今では主流となったインターフェイス。最近ではほとんどDVIを用いたディスプレイが売られています。もちろんビデオカードもほとんどDVI規格をつかっています。(というかDFP接続のビデオカードは見たこと無いです)
DFP 絶滅危惧種?と思えるぐらいの悲しい規格。私のパソコンのディスプレイはこの規格でした。私と同じで、DFPだった方はご愁傷様です。

「俺はどっちか分からない」という方は、ディスプレイの仕様書(無い人は、パソコンの仕様書)を見て下さい。そこに書いてあるはずです。それでDVI規格だった方はおめでとうございます。特に気にすることも無くビデオカードとディスプレイを繋げてください。DFP規格だった方は申し訳ないのですが、DVIをDFPに変換するコネクタが必要となります。値段は600−1500円ぐらいです。

ただ日本橋で2時間ぐらい探しても、DVIをDFPに変換するコネクタはありませんでした。なのでヤフオクなどのオークションなどで買うことをお勧めします。頑張って入手してください。

 

パソコンにビデオカードを差し込む

さて、買うものを買ったら家に帰りましょう。そして次の作業は「ビデオカードをパソコンに取り付ける」です。なおPCIでもAGPでもやり方は一緒です。それで問題の取り付け方ですが、パソコンの仕様書を見て下さい。そこに書いてありるはずです。

すいません。本当にそれしか言い様が無いです。メーカーによってパソコンの形や増設スロットルの位置などが違いますので、「こうやれ」とは言えません。ただ思ったより簡単ですので、ご安心を。私も今回始めて増設というものをやりましたが、時間にして10分ちょっとで作業が完了しました。ネジを数本外して、変な部品を引っ張り出して、ビデオカードを差して、変な部品を元に戻して、ネジを締めたらお終いです。

ただ注意点が幾つかありまして、これさえ守ってもらえれば失敗する確率が減ると思います。

  1. 手を洗う
    油脂などが付いていると思いますので、ちゃんと洗い流してください。油が基盤などについては大変です。
  2. 静電気を除去しておく
    電気製品が相手ですので、静電気を流してしまうと、壊れてしまう可能性があります。作業に入る前に、何か鉄製品に触れておいて下さい。
  3. ネジの締めすぎに注意
    これが一番重要。バイクや車などをいじった経験のある方なら、そういうトルク配分は判ると思いますが、ネジを締めたことの無い方は注意してネジを締めてください。私のやり方をいうと、まずドライバーに負荷をかけずに(力を入れないで)、止まるところまでドライバーでネジを締めます。ドライバーが止まったら、そこから力を入れて90度だけ締めて下さい。それでOKです。
    車やバイクと違って、パソコンには振動や横Gなどは働きません。ただ部品が外れないように、固定出来れば良いだけです。オーバートルクは厳禁。
  4. 余計なものを触らない
    初めてパソコンの蓋を開けた時に、結構感動すると思います。しかし故障の原因となりますので、余計な部品には触らないようにしましょう。
  5. 配線に注意
    ビデオカードを差し込むときに、絶妙な位置に変な配線が一本出ておりました。物凄く細い配線で、簡単に引き千切れてしまいそうだったので、作業はきをつけて行いました。皆さんも余計な配線には注意を。
  6. ビデオカードを差し込むときは、力加減に注意
    ビデオカードを差し込むのは、ファミコンのカセットを差し込むのと同じ要領です。ただ横幅が長いので、一点だけに力を入れて差し込むのでは無く、全体を持って差し込んだほうが良いと思います。そうしないとビデオカードの右側は入ったけど、左側は入らないという、片ズレ状態を起こします。
  7. 部屋を掃除しておく
    とはいっても、別に部屋全てを綺麗にする必要はありません。パソコンを分解する場所の周りを綺麗にしておいて下さい。そうすることによって、ネジを無くしたり、パーツをそこらへんに置いているのを忘れて、足で踏んづけて壊す。という悲劇が無くなります。ネジを無くすのが不安な人は、磁石を持ってきて、そこにネジを引っ付けておくと良いでしょう。ただし磁石はパソコンに近づけないように。

私の思いついた注意事項は以上です。余談になりますが、パソコンのカバーを開けて最初に思ったことが「凄い埃だな・・・」です。想像以上に埃がこびりついておりました。特に冷却ファンにはおびただしい埃が付着しており、ファンを取り外して、綿棒でフキフキして綺麗にしまいした。また今回の件で、ちょっとパソコンの増設に関する自信が付きました。パソコンの中を見て、「これがDVDドライブか・・・、この下にあるのがHDだな」とか色々と構造が分かりました。

ドライバを入れる

さて、ちゃんとビデオカードを差し込むことが出来たなら、パソコンを元に戻しましょう。それで次はドライバを入れることになるのですが、付属CDなどのドライバを入れれば完了です。私の場合は何の問題も無く、ビデオカードの認識→ドライバ入れる→作業終了となった訳ですが、中にはビデオカードを認識しない方や、ドライバを導入する事させも出来ない人がいると思います。その時は、頑張って自己解決してください。
ただ話しを聞く限り、よほど古いマシンでなければ大丈夫だと思います。古すぎるとM/B関係の問題が出てくるみたいです。私のは2000年モデルでしたが、問題なくビデオカードを認識してくれました。

ベンチマーク

さて、新しいビデオカードが認識されたのなら、今までと比べてどれくらい性能が上がっているのかが気になるものです。そこでベンチマークソフトを使って、現在の性能を計ってみましょう。

Sexyビーチ イリュージョン オンライン
こちらで配布しているセクシーなベンチマークテスト。起動するだけで、性能を測ってくれます。なお単位は「セクシー」で、25セクシー出ると性能は結構あるみたいです。
HDBENCH HDBENCH NET
こちらは有名なベンチマークソフト。CPU・HD・グラフック・メモリの性能をチェックできます。

Sexyビーチ・・・・たしかにセクシーです。度肝抜かれました。これなら単純作業でも楽しくなるかも。ちなみに私は12SexYでした。もっとも私自信は性能とかはあまり気にしないタイプで「3Dの画面が綺麗になる」というだけで満足です。

最後に

以上、ビデオカードの購入から増設に至るまででした。最初は色々と不安でしたが、やってみると思ったり簡単だというのが感想です。今使っているパソコンもそろそろ性能的に厳しいものや、色々と不満点が出てきましたので、次は自作に挑戦しようかと思ったりしています。

 

 

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